ジュゴンの家・日誌
「ジュゴンの家」の賛助会員、募集中
「ジュゴンの家」は沖縄・名護にあるリサイクルショップです!!お店を開けつつ、「基地建設をとめたい!!」という思いで、日々行動しています。
「ジュゴンの家」では「ジュゴンの家」を支えてくださる賛助会員を募集しています。
「力になろう!」という皆さま!!
ぜひ、賛助会員になってください!!よろしくお願いします!
会員申し込みは・・・FAXまたはメールでお知らせください。
  住    所 沖縄県名護市城2-13-2
  電話&FAX 0980−54−2948 
   e−mail   dugonghouse_in_okinawa@yahoo.co.jp
会費・・・月1000円、年10.000円となります
同基金への協力は 
●琉球銀行 普通口座 名護支店
 口 座 番 号   23−130
 口 座 名  西 陽子 まで

よろしくお願いいたします
  じゅごんの家へのメールはコチラ!!→→ 

5月Gへ 日誌indexに戻る 5月Iへ

5月H

※辺野古への行き方をご案内します。

  辺野古には、那覇と名護より77番の
バスで来ることができます。
詳しくはhttp://www.rosenbus.com/から路線バスの沖縄バス、 77系統名護東(辺野古)線をご覧下さい。
 辺野古バス停で下りたら、海の方まで川沿いに歩いてください。 漁港前の防風林を越えて防波堤に出たところが座り込みのためのテントです。 途中、命を守る会への案内看板もあります。そちらからでもテント村に行けます。

 
車、レンタカーでいらっしゃる方は、沖縄自動車道「宜野座インター」 を出て左、国道329号線を北上し10数分、「久志(北)」の交差点を左折、久辺中学の横を通り、坂の下の給油所「辺野古(西)」を 右折、川沿いに海に向かいます。
 辺野古漁港は立ち入れませんので、手前に駐車して漁港入り口までおいで下さい。テント村の場所は漁港入り 口向かって右側、防風林の向こう側、防波堤の上です。


☆飛び入り大歓迎!!
     一緒にビラまきをしたい人を募集しています。

☆作戦決行日:毎週土曜(雨天中止)
      14:
30 じゅごんの家集合!!(名護市城2−13−2)
      15:00 為又・
「洋服の青山」前で街宣開始!


5月19日(土)

命を守る会・金城祐治代表が亡くなりました。富田晋より全国の皆様へ。

全国の皆様へ。

 全国の皆様。今日、僕の親父とも言える人が亡くなりました。祐治さんです。

 亡くなった直後、海上で船を操船中に電話で知りました。言葉になりません。この気持ちをどう表したらいいのか。

 涙が溢れ、止まらず、泣きながら船を操船しました。カヌー隊はオールを揚げ、悲しみと闘いの継続の意思を示していました。全員が泣きながら、されど祐治さんの意思を継ぐために闘いへと出ました。

 正直に言って「なぜこんな時に海に出なければならない。祐治さんのもとへ行きたい」と切に思いました。

人として泣きたいときもある、叫びたいときもある。それを抑えて海に出て闘う。このような状況を僕たちに強いているのは他ならぬ政府であることへ満身の怒りが込み上げてきました。そして涙も。

僕たちは祐治さんの気持ちに答えることは基地建設を阻むことだと信じ、闘いを今日一日継続しました。海上保安庁からの嫌がらせ、弾圧と闘いながら。

僕にとって祐治さんは人生の大半を濃密に過ごした人です。時には殴られて怒られました。時には酒とタバコの味を僕に教えました。時には人生の師として教えられ、語り合い。仲間として杯を交わし、これからの行く末を議論し、祐治さんはその後姿で僕に人生を教えました。僕が僕らしく生きること。人として生きること。若者が次代を担うのだということ。

皆さん、すみません。書いても、書ききれません。書いているだけで涙で画面がにじみます。

僕にとって今までの人生で一番にかけがえのない人が亡くなりました。

通夜に行ってお顔をあわせ、声をかけました。かえってきませんでした。触れて、声をかけました。冷たくなっており、安らかなお顔をしていました。

言葉にすることがこれほど難しいことはありません。

祐治さんは病室で夏芽さんに「今の若者は何をやっとるのか!若者が頑張らないとダメダ!あとは若者に任せる。」といっていたそうです。

僕のことは「晋は大丈夫か?あいつにもっとしっかりしたものを残してやりたかった。」と言っていたと後で初子さん(連れ合い)から聞きました。

祐治さん、祐治さん。祐治さん、祐治さん!

すみません。僕たちがもっともっと頑張れたはずです。僕がしっかりしていれば。

これからもっともっと頑張ります。見ていてください。僕の横で見ていてください。

祐治さんと過ごした7年間、本当に幸せでした。祐治さんの魂、祐治さんの思い、全て僕自身の魂に刻まれています。


全ての若者達よ!祐治さんの子供達よ!どうか、どうか最後までともにいて欲しい。

僕は祐治さんの代わりは出来ない。けれど引き受けようと努力することは出来る。未熟で、本当に未熟で色々な心配をかけてごめんなさい。精一杯頑張る。みんなの思いを引き受けるから。一緒に闘ってください。頼りないかもしれないけれど引き受けるから。

これからもっと厳しい時代と闘いが待っています。しかし、祐治さんは僕たちに示してくれた「継続は力なり、力は勝利なり」と。そして2度も基地建設を阻んできた。

「貧乏人には貧乏人なりの闘いがある。」

「心にいつも遊びと余裕を持て。」

「時代は動く、だから辛いし、楽しい。」

「もうちょっとしっかりしろ!」

「一つ一つの言葉に重みを持て。人に伝えることを大事にしなさい。」

「おまえが引き受ける番だ。ちょっと心配だけどな。」

「信じることを忘れちゃいかんよな。」

「年寄りには年寄りなりの考えがある。生意気ばかり言うな!」

「自分が大事だと思った言葉を継続して伝えなさい。」

「晋の財産は人間関係だ。大事にしなさい。そういうのを人徳って言うんだぞ。」

「明日、俺と一緒に現場に立つか?逃げてもいいぞ。(2004年4月18日の夜・強行前夜)」

「お前なぁ、四の五の言ってないで闘え!」

「ここにいる仲間たちを大事にしたいよなぁ。頼りないのが多いけど。」

「根を張って積み上げろ。長いトンネルの先には希望があるぞ。」

「俺は長くない。晋、分かっているな?」

「周りを見て考えろ。お前は突っ走りやすい。ちゃんと自分を抑えろ。」

「カーッとなったら足元を見る。闘ってもそれでこけたら意味ないでしょ。」

「STOP YUJIって俺のことか?まったく紛らわしいよな。」

「命を守る会で亡くなった10人の思いを引き継ぐ人間が必要なんだ。」

「頼りないリーダーでごめんな。」

「生きろ!最後まで生きろ。俺の前で死にそうな顔をするな!海から生きて帰ってこい」

「」まだまだたくさんたくさん教わりました。伝えきれないほどです。

一つ一つの言葉を自分のものとして引き受けていくには時間がかかると思います。しかし、それこそ僕にとって自分らしさなのです。原点なのです。

9月に僕とサオリちゃんの子供が生まれてきます。

最初「樹里」という名前にしようと思っていました。おばぁやおじぃたちが辺野古の闘いのことを「一本一本、木を植えていく闘い。それが育ち大木となり、森となり、基地建設を阻む」と言っていました。一本、一本の木を植えている里から生まれる子供だから「樹里」にしようと思いました。

しかし、話し合って変えました。

本当は子供が生まれたら祐治さんに真っ先に見せに行くつもりでした。それが叶わない悲しみと僕たちが祐治さんの意思を引き継ぐ決意として名前を「祐樹(ゆうき)」とします。

おじぃ・おばぁが言っていた「樹」の話し、そして祐治さんの「祐」の字をとりました。

祐治さんと共にあった7年を引き受け、僕は人生を賭けて基地建設を阻止します。

皆さん共にあってくれますか?

共にあってくれると信じています。

駆けつけられる方は事前調査を阻止するためにどうか辺野古に集まってください。闘いましょう。全ての人々の平和と平等のために!!祐治さんの魂は今、ここに共にある!!





ちゅら海をまもれ!沖縄・辺野古で座り込み中!
2007年05月19日

d0d9a32b.jpg激励船でフォークシンガーが応援しにきてくれた。ありがとう!

d4bf2df4.jpg弁当船が昼食を運んできてくれた。ありがとう!

午前

d1afe2aa.jpg作業船団はポイントブイを浮かべ、器材を設置しようとする。カヌーや船でポイントブイに先回りする。ポイントは何ヶ所もあるので大変だ。

10時

c1360fee.jpgマナヌ岩と長島の中間に作業船団。そこに作業ポイントがあり、船とカヌー4艇が向かった。時々小雨がぱらつく。


9時30

5c5deb08.jpgカヌーはリーフ内。そばには海上保安庁のボートが3隻いる。連日、海上保安庁は「海を壊す」手助けをしています。

8時10

cb20dc1d.jpg沖にたくさんの船。大型船を含む、20隻以上見えます。

7時50

60078aab.jpgカヌー、船、出航しました。沖では設置作業が始まっている模様。船が向かいました。カヌーは現在、リーフ内。施設局チャーター船が出航し始めた。波は少し高め。

おはようございます

78019259.jpg今日は曇っています。カヌー、船を準備しています。

座り込み1125日目

63775ae5.jpgアセス法違反の事前調査が行なわれた。基地建設のための調査であり、許すことはできない。みんなくたくただけど頑張るしかない。全国の、全世界の平和を願う人々と共に、基地建設を止めるために頑張っていきましょう!

辺野古から緊急情報

2007年05月19日

5/18・13:00

海上行動は非常に広範囲にわたるので、カヌー隊も大変です。作業船はポイントごとにマーカーとしてブイを浮かべます。そこに先回りするのですが、波の上での移動は想像以上にきついようです。昨日はカヌー隊も出艇前に海上保安庁のボートに妨害されたようですが、なんとかかいくぐり海に出ているようです。行ける方は駆け付けて、日米安全保障条約の本性を、沢山の方々の心で見届けてください。

5/19昼

もうすでに施設局側は阻止行動に対するネガティブキャンペーンを張り出しました。タイムス、新報のHPで記事を丁寧に読んでください。とにかく何でもいいから阻止行動のあげ足を取りたいようです。こっちは素人ダイバー、相手は権力の後ろ盾のあるプロのダイバー。こちらは暴力を受けながら、ただ海底にしがみつくしかできません。彼らの安全が守られますように。

5/19・9:00

タイムスの朝刊によれば、今日か明日にでも作業を終了すると報道されています。土日も構わず作業を続けるようです。また安倍さんの談話もあり、海上自衛隊の導入で事がスムーズに運んでいるという内容で全く問題視していません。無責任極まりない発言だと思います。それと昨日のレポートで「カヌー隊が作業船にしがみつき」と書きましたが、実は彼らは2時間、1時間、1時間と計3回しがみついているのです。揺れる海の上で船に何時間もしがみつくことがどれだけの体力消耗になるか想像出来ません。人数がいれば交代も出来ますし、監視行動の上でもより安全で有効です。土日しか来られない方も是非辺野古に向かってみてください。海に出られなくても辺野古にいて、ネットの情報でない現場を見て、そしてそれぞれの場に帰ってから人に伝えることがどれだけ大きな力になるか分かりません。皆で力を合わせましょう。

5/19・8:00

沖合で作業船と思われる船影を確認し、辺野古漁港から雇われた漁民のチャーター船が出港するのに合わせてカヌー隊出航しました。生活のために雇われれば船を出すしか無い人たちもいます。辺野古の中でも様々に意見が割れていますが、それでも作業にあたる皆の心に声をかけ続けるしかありません。海上行動はとても難しい阻止行動となっていますし、皆疲れを押しての阻止行動ですが諦めません。昨日は少しの時間でも辺野古に行かなければということで駆けつけてくださった方々も沢山いました。沢山の監視の目が必要です。また全国で声を上げることが大切です。それぞれ出来る力を尽くしましょう。




自衛隊が、深夜に作業強行!!  毎日新聞 2007年5月18日 東京夕刊
在日米軍再編:普天間移設 海自支援し調査着手 反対派が包囲の中−−辺野古沖

 那覇防衛施設局は18日未明から、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先であるキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)海域で、現況調査に本格着手した。国家行政組織法に基づく「官庁間協力」として海上自衛隊のダイバーが参加し、調査機器を設置した。72年の沖縄本土復帰後初の大規模な在沖米軍基地建設に自衛隊が関与するのは初めて。施設局の調査船を反対する市民団体のカヌーなどが取り囲み、一部では調査船にしがみつくなどして作業が一時中断した。

 海自のダイバーは、沖縄近海に停泊している掃海母艦「ぶんご」(基準排水量5700トン)から未明にボートで調査海域に派遣され、夜明け前には作業を終えた。

 施設局による調査は海保の巡視船艇5隻や多数のゴムボートが警戒する中、夜明け後の午前6時ごろから始まった。海底のサンゴの産卵とその後の状況を調べる。設置予定の機材は、サンゴ産卵の着床板39カ所▽潮流などの海象調査装置29カ所▽ジュゴンなど動物の移動をキャッチするソナー30カ所▽動物を確認するビデオカメラ14カ所−−の計112カ所で、自衛隊が設置したのはこれらの一部。

 一方、反対派の市民団体メンバーらはカヌーや小型ボート十数隻で調査船に接近し、海に飛び込んだ。【三森輝久】

 ◇「調査終了まで2〜4日協力」−−久間防衛相

 キャンプ・シュワブ沿岸部現況調査に対し、海上自衛隊が18日から支援活動に乗り出したことについて、久間章生防衛相は18日午前の閣議後の記者会見で「調査が終わるまで2〜4日間ほど協力する」と述べた。調査終了時まで出動が続く見通しを示したものだ。【田所柳子】

琉球朝日放送

2007年05月18日 (金曜日)

辺野古調査に自衛隊投入

News Photo

辺野古漁港で岸本記者が取材しています。岸本さん 今も何か動きはあるんでしょうか?

「いえ、きょうの動きはほぼ午前中だけで国による調査機材の設置も今は行われていません。しかし、反対派の人達は、自衛隊や海上保安庁の動きを警戒するために今もこのように座り込みを続けています。」

「そして、今の海の状況を見ていただけますでしょうか?もう日が沈んでから  分ほど経ちますのでほとんど見えないと思いますが、この静かな海で今ご覧頂いたような激しい攻防があった訳です。」

「そしてキャンプシュワブの鉄塔の左側、ここは基地の中です、あの白い蛍光灯がついた建物が目に入るでしょうか?あれは那覇防衛施設局が立てたもので今も反対派住民を監視するといった目的のために使われています。」

このように、お互いが激しくにらみ合いを続けている訳ですが、どうしてここまで激しく緊迫する事態になったのかVTRにまとめてあります。 そちらをご覧ください。

---------------------------------------------

『今、ダイバーが海の中に入りました。基地建設に向けた調査が今、始まりました。』

海上保安庁『作業船付近では潜水作業が予定されています。潜水員の安全のために100メートル以上離すようにしてください!』

先月末、政府が独自に開始した事前調査。その日の夜県は調査海域の使用同意書を那覇防衛施設局に提出。

仲井真知事『事業者が自分のリスクでもって事前調査はやるものでありますから』

知事はその翌日上京し、調査に対する容認姿勢を再度報告。そしてワシントンで開かれた外務・防衛閣僚による会談。

ライス国務長官『日米同盟をさらに強化する』

辺野古への基地建設を急ぐ日米政府。そこに本土メディアがある報道を行います。

『自衛隊を事前調査に投入する』

塩崎官房長官『報道としてやや不正確、いや、まさに不正確じゃないかと思います』

『反対運動をされる人がおられる場合の妨害行為があった場合ですね、警察、海上保安庁がその任務をおっている訳で、自衛隊がその任務をおっている訳ではない』

このように自衛隊の協力をはっきり否定した政府。しかし、翌日

久間防衛大臣『自衛隊はあらゆることに対応して、国民のためになる場合に法に基づいて可能なことはやれる』

と一転して防衛省のトップが自衛隊員の動員を示唆。その根拠は自衛隊法の82条、

『防衛大臣は、海上における人命、もしくは財産の保護、また治安の維持のため、特別の必要がある場合には内閣総理大臣の承認を得て、必要な行動を命ずることが出来る』

この法律を根拠にしていると見られます。そして、うるま市のホワイトビーチには、普段は見られない海上自衛隊の補給艦『おうみ』が日曜に到着。

また、掃海母艦の『ぶんご』も横須賀を出港し、辺野古は緊迫が高まっていた。

--------------------------------------

インタビュー 琉球大学法科大学院 高良 鉄美 院長

「法律の根拠というのは自衛隊法だと思うんですね。自衛隊は基本的に外からの侵略とか攻撃に対して対応するというのが主な任務になっているわけですね。それに対して副次的に治安・公共の秩序の維持というのがあるわけですね。そうすると今回のような反対行動とかそういうものに対して自衛隊を投入すると、明らかに(法律の)趣旨から外れていると言えます。」

「一度(自衛隊の投入を)既成事実としてどんどん積み上げていくと今後、もっと濫用されて拡大解釈されていろんなものにも「すぐ自衛隊投入」ということで、国民の権利とぶつかるということがあると思いますね。

--------------------------------------

ここで再び現場にいる岸本記者とつなぎます。岸本さん 今後、調査はどのように進むんでしょうか?

はい、国側がきょう何個、環境調査のための機材、その中でも特に急いでいるサンゴの着床具をいくつ海底に設置したのかは分かっていません。しかし、トータルでは水中カメラやソナーもあわせて112個もの機材を設置するんですね。ですから、機材の設置作業はきょうだけでは終わっていないと見られます。

明日以降、少なくとも数日間は同じような状況が続くのではないでしょうか?

これまで国は前の沖合いに基地を作る計画の時も土曜、日曜は作業を行ってきませんでしたよねー今回はどうなんでしょうか?

今回は無いとも言い切れません。

というのは自衛隊が動員されたのも、今回は絶対に調査を遅らせられない。そういう国のあせりの表れの最たるものなんですね。

そして、サンゴの産卵の時期も今月下旬から来月頭と迫っています。それに間に合わせないと、国は調査が一年遅れると見ていますから、あす、あさっても可能性はゼロではありません。ですから、この辺野古の緊張状態は週末も途切れることはなさそうです。


ストリーミングビデオ-ブロードバンド256Kbps ストリーミングビデオ-モデム-ISDN40Kbps

5月Gへ 日誌indexに戻る 5月Iへ




参加者募集!!!
基地建設阻止行動およびテントで座り込みする人が必要です!!!
少ない時間でも、行動できる人は集まってください!!
あなたが行動することで現場の状況は変わる・・・・!!
どうか、よろしくお願いします!!
辺野古に来てください!!!
基地建設阻止行動のための緊急カンパのお願い!!
 辺野古では日米政府が「沿岸案」を合意し、座り込みはまだまだ続いています。。今後も基地建設を止めるには多大な資金が必要になると予想されます。全国の皆さんにカンパをお願いしたいと思います。皆さん応援をよろしくお願いします!!

 カンパを振り込まれる際は、下記の口座にお願いします。(このカンパのお願いは「ジュゴンの家」が、「命を守る会」を応援する気持ちで独自でやっています。振り込まれたお金は、辺野古での基地建設阻止行動のために使われます。)
●郵便局 17040−14225611  西 陽子 

 沖縄・名護・辺野古の美しい海を埋め立て作ろうとしている新しい軍事基地建設を止めさせるために、おばぁたちが座り込みをはじめてから8年と600日以上。その怒りを正面からうけとめもせずに国は、ムリヤリ、かなりボーリョク的に着手し、調査のために建てられた5コのやぐらは、すでに海中のサンゴをふみくだいている。日本の各地で、世界で、この基地を作ることに対し、抗議の声がうずまいているとゆーのに。

 今、辺野古では、陸上での座り込み、海上・海底でのカヌーや船を使った阻止行動がつづけられており、那覇、大阪、京都、名古屋、東京では座り込みなどで辺野古のことを訴える活動が広まっている。これらを通じて辺野古を知り、これをじぶんの問題として重くうけとめた若者たちが辺野古にあつまり「カヌー隊」として活躍しはじめているところだ。

 弟のシュウは、船の免許をとり、「阻止船」を操縦している。巨大な作業船が辺野古に現れた日、通らせまいと、台船の進路に立ちはだかったが、台船は停まらず、シュウの船は何十倍もの大きさのその船に突撃、間一髪転ぷくはまぬがれたという。数年まえまでいわゆる「不登校」だった弟は、幸運なきっかけを得て、沖縄に行き、沖縄のかかえる問題を知り、辺野古のおばぁ達に出会った。おばぁ達に、学校では教えてくれないいくつものことをおそわり、「戦(いくさ)やならん、命どぅ宝(ぬちどぅたから)」とおそわった。これ以上、おばぁたちに、基地を苦しみを座り込むことをおしつけたくない、たった1人になってもここに立って止めよう、命をはってでも、と決めた。しかし、台船にぶつかる瞬間、シュウの頭をよぎったのは「かならず、生きぬいて帰ってきなさい、なにがあっても」という、おばぁのコトバと、大切な人たちの顔の走馬灯。死ぬわけにはいかない。なにがあっても生きていること、それ以上に価値あるものはない。おばぁの言葉の意味すること。弟の死がもたらす悲しみは、おばぁたちをも殺しかねないのだ。

 恋人のユウスケは、カヌー隊で、海上でのすわりこみをするため、名護でくらしている。ある日、仕事をやめ、彼は「辺野古に行こうと思う」と言った。それは、唐突ではあるがまるで必然のようだった。生活=お金のための生活をやめて、イメージに近いほうを選ぼうとしていたユウスケ。辺野古のことは知っていた。基地ができれば、もちろん自然はこわされ、それ以上に人がたくさん死ぬ。ねがいは、ただ、「幸せになること」。だからこそ、目の前に見えている脅威を見てみぬふりをして自分を偽ることはできない。ほんとうに幸せになりたいから、止めに行く。それが、ユウスケのイメージだ。ものすごくシンプルに、「好きな人を失いたくない、悲しませたくない」から、この不穏な世の中の流れを止めるために動く、その中でいま1番焦点になっているのが辺野古だったのである。

 カズマサ君は、仕事をやめてから、地元・名古屋と辺野古を行き来し、名古屋では街頭アピールなどで広め、辺野古では、はげしく船酔いしながらも必死で阻止行動をしている。

 サチコは施設局側の作業員との攻防で1度、指を3cmきり、流血したが、今日も笑顔で海に出て行き、カヌーをこいでいる。

 彼らは全員20歳代だ。若いからと言って失うものがないわけではない。仕事も、恋人もギセイにしてきている。
家族や友人の理解が必ずしも得られるわけではない。経済基盤も保障ももちろんない。
彼らはなにも好き好んで「たたかい」に来ているのではない。それぞれの意志で来ているのは確かだが、闘いたくて
闘っているわけではないのだ。ほんとうなら、好きな人と好きな場所で心おだやかに暮らしたい。
世の中が本当に平和なら、やりたいことは他にもっとある。
 それでもかれらが辺野古に来るのはなぜか。
 どうしても、今止めなければならないから。
 人の命をなんとも思わない人々がゆるせないから。
 命が大切と言うことだけは、どーしてもゆずれないから。

 私自身は東京で店を持ち、そこから発信していくために東京でやることに決めたため、辺野古には行けない。
先日も顔を蹴られるなどの暴行をカヌー隊メンバーが作業員から暴行を受けたとの報道があった。
東京で、はなれた場所でそのようなニュースを耳にすると、怒りとかやりきれなさが体中をうずまいて
いてもたってもいられない気持ちになります。今すぐにでも辺野古に行きたい。
 ケガさせられたり、あるは殺されたり、捕まったり。自分の大切な人がそんな目に、いつ合わされるか分からない状況
の中で、日常をおくらなければならないのが辛い。はなれていて手と足もだせない、叫んでも届かないのが辛い。
 ものすごく個人的な話ではある。
でも、自分の大切な人のいのちが大切なのは、誰でもあてはまるはずである。
自分の周りの人を大切に思うことと、戦争をなくそうと思うことは同じことだ。
大切な人が死んだらイヤだ。だから 戦争はやめよう、基地はいらない。
足りないのは、あと少しの想像力。イラクやアフガニスタンで、パレスチナで、亡くなった人々の周りの気持ち。
周りの人々のきもち。悲しくないわけがない。怒りがわいてこないわけがない。

 もう一度 問いかけます。辺野古の若者たちの「命を守るたたかい」にあなたは何を思いますか。 
 私たちは、辺野古で闘う若者たちの友人・知人・家族として、彼らの生活を支えるためのカンパを訴えます。
彼らが心置きなく行動するためには、1人・1ヶ月の生活資金・5万円ぐらいかかります。5万円×5〜6人を毎月作りたいと思っています。

 東京の「街」では、できるだけ多く地域の人たちが参加してくれるために「100円カンパ」を始めました。
 家族会も結成されました。

 ご協力をよろしくお願いいたします。
 太田武二(命どぅ宝ネットワーク)、ヨッシー(友人)、佐竹周一(友人)、中馬由紀子(友人)、中野高(友人)、富田直子・剛・翔子(家族会)、赤羽則子(家族会代表)、ハネやん(家族会)、末木(家族会)、
1/15 現在
郵便局 10020−84023361
赤羽 則子