ジュゴンの家・日誌
「ジュゴンの家」の賛助会員、募集中
「ジュゴンの家」は沖縄・名護にあるリサイクルショップです!!お店を開けつつ、「基地建設をとめたい!!」という思いで、日々行動しています。
「ジュゴンの家」では「ジュゴンの家」を支えてくださる賛助会員を募集しています。
「力になろう!」という皆さま!!
ぜひ、賛助会員になってください!!よろしくお願いします!
会員申し込みは・・・FAXまたはメールでお知らせください。
  住    所 沖縄県名護市城2-13-2
  電話&FAX 0980−54−2948 
   e−mail   dugonghouse_in_okinawa@yahoo.co.jp
会費・・・月1000円、年10.000円となります
同基金への協力は 
●琉球銀行 普通口座 名護支店
 口 座 番 号   23−130
 口 座 名  西 陽子 まで

よろしくお願いいたします
  じゅごんの家へのメールはコチラ!!→→ 

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7月B

※辺野古への行き方をご案内します。

  辺野古には、那覇と名護より77番の
バスで来ることができます。
詳しくはhttp://www.rosenbus.com/から路線バスの沖縄バス、 77系統名護東(辺野古)線をご覧下さい。
 辺野古バス停で下りたら、海の方まで川沿いに歩いてください。 漁港前の防風林を越えて防波堤に出たところが座り込みのためのテントです。 途中、命を守る会への案内看板もあります。そちらからでもテント村に行けます。

 
車、レンタカーでいらっしゃる方は、沖縄自動車道「宜野座インター」 を出て左、国道329号線を北上し10数分、「久志(北)」の交差点を右折、久辺中学の横を通り、坂の下の給油所「辺野古(西)」を 右折、川沿いに海に向かいます。
 辺野古漁港は立ち入れませんので、手前に駐車して漁港入り口までおいで下さい。テント村の場所は漁港入り 口向かって右側、防風林の向こう側、防波堤の上です。


☆飛び入り大歓迎!!
     一緒にビラまきをしたい人を募集しています。

☆作戦決行日:毎週土曜(雨天中止)
      14:
30 じゅごんの家集合!!(名護市城2−13−2)
      15:00 為又・
「洋服の青山」前で街宣開始!

7月24日(火)
7月22日(日)座り込み1191日目の日誌。
座り込み1191日目です。今日は作業船が出ていません。陸上で座り込み!作業がない日はこんなに静かなのかと驚かされます。 日曜日でたくさんの人たちが訪れます。県内の大学生をはじめ、韓国の女性達や南部のおじぃ・おばぁも来ました。 「足を揉んでくれ〜」とトシヒサさんが言うので揉んであげています。
「アガガっ!痛い!もういい!」自分から揉んでくれって言ったのに・・。 晋くんが辺野古の状況とこれまでの闘いを話しています。 とにかくたくさんの人たちが来ました。
7月23日(月)座り込み1192日目の日誌。
今日は海上に作業船が10隻も出います。つい先週の土曜日に「バルブを閉める」という大事件がありながら作業をするとはいったいどういうこいなのか!ありえない!! 命を守る会のおじぃ・おばぁが座り込みに来ています。土曜日のことについて「絶対に許されない。施設局はいったい人の命をなんだと思っているのか!」と怒りの声が上がっていました。 今日は長年一緒に闘ってきた人が久しぶりに訪れたので賑わっています。
7月24日(火)座り込み1193日目。防衛施設局に緊急抗議行動!
土曜日の「バルブを閉めた殺人未遂行為」について施設局へ緊急抗議行動を行いました!!
高江のヘリパッド建設着工・騙まし討ち的な強行作業に抗議行動!!
高江・辺野古を同時に抗議!50人が駆けつけました!
那覇防衛施設局に到着。 午後一時半より高江ヘリパッド建設強行に抗議!施設局の広報室長が厳しく人数を制限してきました。 施設局の中に入って待合室席に座っているだけで「外に出てください」と言ってきます。
奥の左の明かりがついている会議室で行われています。40人は入れる部屋に20人しかいれません。 防衛施設局の広報紙。自衛隊のことがたくさん載っていました。 「人数を制限して入れることができる。必要であれば排除できる。」などと箇条書きされています。すごく保守的に感じます。
高江で毎日闘っている人が来て「中に入れてくれ」と言ったら。「18名のところを21名も入れているのだから。」と取り合わない。高江住民や高江で頑張っている人間の聞く耳さえ持たないのかと怒りを感じます。 待合室で座り込み。 辺野古で起こった事件に対する抗議声明。
まよなか★しんやさん
・7/27にパレットくもじ前にて午後8時から那覇行動と一緒に街宣(コンサート)をやります!
・第9回満月うまんちゅ祭りが2007年11月24日(土)に瀬嵩の浜で行われます!
ぜひご参加を!!
高江の抗議が終わったあと「辺野古の話し合いを持ってください」と言うと「アポがとられていない」と帰ろうとする。
事実を言えば昨日の時点で電話でアポをとろうとしたところ施設局側が「拒否」したのです。
住民が説明を求めてきたにも関らず「拒否」とは何事だ!
駆けつけていた50人全員で詰め寄ります。土曜日の事件の現場にいたものからすれば「人の命が危険にさらされ、責任者である施設局が門前払いをしようとするのは絶対に許されない」と怒りが溢れてきます。
照屋寛徳議員も広報室長に詰め寄る。「これだけの事態になったのはあなた達に責任がある。責任ある態度をとるべだろう。」 その後、20分ほど押し問答が続き、施設局の責任者2人とこちらの責任者2人が話し合いをすることになりました。 施設局職員が入り口を阻み、中には入れません。マスコミさえもシャットアウトする施設局に怒りの声が上がる。
話し合いの結果報告。「施設局はこちらの文書を受理した。」とのこと。 「金曜日には話し合いを持てるとも回答してきた。」 「しかし、明日以降の作業をどうするのか。これだけのことを引き起こしていながら作業を続けることは許されない。だいたい現場には施設局職員がいない。監督責任も果たしていない。」
明日以降の作業をどうするのかもう一度、施設局の責任者と話し合い。
「今は判断できない」という回答だけだった。明日も作業をするようなら大問題だ!防衛施設局は作業を中止しろ!
施設局は明日「調整役」が出勤するとのこと。再度、話し合いとなります。
施設局は作業を続けるつもりです。明日は辺野古へ駆けつけてください!このような横暴は絶対に許してはなりません!
最後、全体で集まって意見交換。
「作業員は確かに大変なことをしてしまったが、悪いのは施設局だ。そのことははっきりさせなければならない。」
「トカゲの尻尾切りのように作業員・労働者を切り捨てることを許してはならない。しっかりと追求していこう。」
「この問題を全島に全国に広げ闘いの輪をさらに拡大していこう」と確認しあい、3時間という長い久しぶりの陸の闘いは終わりました。
琉球朝日放送(QAB)

2007年07月24日 (火曜日)

市民団体 タンクノバルブ締められた

News Photo

名護市辺野古での基地建設に向けた現場海域での事前調査で、21日に市民団体のメンバーと国の作業員がもみ合いになった事件を受けて、市民団体が那覇防衛施設局に抗議しました。抗議したのは名護市辺野古での基地建設に反対する市民団体です。

市民団体側は、21日に基地建設を止めるために海に入ったメンバーの一人が施設局側の作業員にタンクのバルブを締められ、窒息する寸前だったと訴えています。

一方、施設局側は『そのような事実はなかった』と話していて、24日の市民団体との面談も電話で断っていました。

しかし、市民団体側は命に関わる問題をこれ以上放置できないとして、調査をすぐにやめるよう要求。これに対し施設局側は26日に正式な交渉の場を用意し、話し合いをしたいと答えました。


ストリーミングビデオ-ブロードバンド256Kbps ストリーミングビデオ-モデム-ISDN40Kbps

2007年07月24日 (火曜日)

装甲車の学校進入に抗議

News Photo

アメリカ軍の装甲車がうるま市の養護学校の敷地内に進入した問題で、市民団体がきょう那覇防衛施設局に抗議しました。

那覇防衛施設局を訪れたのは照屋寛徳衆議院議員と平和運動センターのメンバーです。

メンバーらは、18日にアメリカ海兵隊の装甲車がうるま市の沖縄高等養護学校に方向転換のために進入したことについて、『安全なはずの学校で生徒の安全が脅かされた』と強く抗議しました。

これに対し、施設局側もアメリカ軍の行動に非常に問題があったと答えました。

またメンバーらは1960年代に北部訓練場内で枯葉剤が使用されていた問題についても、施設局が独自でダイオキシンの土壌の含有量などを調査するよう求めましたが、施設局側は『アメリカ軍による調査で問題はなかった』と従来の回答を繰り返し、調査をする意思が無いことを伝えました。


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沖縄タイムス
装甲車侵入「米軍横暴許すな」/平和センターなど 60人抗議集会
 【北中城】うるま市の県立沖縄高等養護学校に米軍の装甲車が侵入した問題で、沖縄平和運動センターと中部地区労は二十四日午後、北中城村石平のキャンプ瑞慶覧ゲート前で緊急抗議集会を開いた。約六十人が参加、「相次ぐ米軍の横暴は許さない」などと基地に向かってシュプレヒコールを繰り返した。

 同センターの崎山嗣幸議長は「米軍が住民生活の中に簡単に入ってくる。植民地とでも思っているのか。横暴な振る舞いに県民は怒っており、強い怒りをもって抗議する」と訴えた。

 北中城村の新垣邦男村長も「装甲車の侵入は常識では考えられない。傍若無人な行為で、許してはならない」と語気を強めた。同問題で、県の仲村守和教育長は同日午後、在沖米海兵隊外交政策部(G5)を訪ね、抗議と再発防止を申し入れる。

V字形沖合移動あらためて否定/守屋防衛次官が見解
 【東京】防衛省の守屋武昌事務次官は二十三日の定例会見で、米軍普天間飛行場の移設をめぐって県や名護市が求めているV字形滑走路の沖合移動について、「現在の政府案を変えることはまったくない」と述べ、あらためて否定的な見解を示した。

 V字形滑走路をめぐって、政府案を主張する小池百合子防衛相と、沖合移動を求める仲井真弘多知事が意見を交換した二十二日の会談については「この問題の抱える、いろいろな側面について率直に意見交換ができたのではないか。(小池防衛相からも)大変よい意見交換ができたと伺っている」と述べた。

琉球新報

「横暴」と怒りの声 装甲車学校侵入抗議

シュプレヒコールを繰り返す集会参加者=24日午後0時15分ごろ、北中城村のキャンプ瑞慶覧石平ゲート前

 【北中城】米海兵隊の装甲車がうるま市の県立沖縄高等養護学校敷地内に侵入し、宜野座村の特産品加工直売施設駐車場に無断で乗り付けた問題などを受け、平和運動センター(崎山嗣幸議長)と中部地区労は「相次ぐ米軍の横暴を許さない緊急抗議集会」を24日午後、北中城村のキャンプ瑞慶覧石平ゲート前で開いた。約100人が集まり、米軍に対し怒りの声を上げた。
 崎山議長は「復帰35年のこの時に、米軍は占領しているかのような振る舞いをしており、簡単に住民生活の中に米軍車両が入ってくる。許されるべき態度ではない」と厳しく指摘。中部地区労の呉屋良登史副議長は「横暴がまかり通っている。県民一人一人が体を張って阻止していくしかない」と呼び掛けた。
 参加者は、キャンプ瑞慶覧に向かって「米軍の横暴を許さないぞ」「装甲車両の不法侵入は許さないぞ」などとシュプレヒコールを繰り返した。
 石平ゲート内では、米兵約10人が警戒していた。

(7/24 16:03)

糸数氏先行、西銘氏猛追 本紙・共同通信世論調査

 29日投開票の第21回参院選に向けて、琉球新報社は19日から3日間、共同通信社と合同で県内有権者を対象に電話世論調査を実施した。その結果に本紙の取材を加味して情勢を探ると、沖縄選挙区(改選1議席)は、社大党副委員長の元職・糸数慶子候補(59)=無所属、社民、社大、共産、民主、国民新党推薦=が先行。自民党県連会長の現職・西銘順志郎候補(57)=自民公認、公明推薦=が激しく追い上げている。ただ、3割近くが投票する人をまだ決めていないと回答しており、最終盤に向け、これら浮動層の動向が当落を左右しそうだ。
 参院選への関心については「大いにある」(48・9%)、「少しはある」(34・6%)を合わせると83・5%が関心を示している。これに対し、関心が「あまりない」(14・1%)、「全くない」(2・3%)は、合わせて16・4%にとどまり、高い関心を示している。
 沖縄選挙区で「投票する人を決めているか」との問いには「決めている」(59・2%)、「だいたい決めている」(14・6%)を合わせて73・8%が既に投票態度を決めている。「まだ決めていない」が25・7%、「分からない・無回答」は0・5%だった。
 糸数候補は那覇市、宜野湾市、沖縄市などで先行している。西銘候補は名護市で先行、糸満市、宮古島市などで浸透している。
 比例代表では、「どの政党あるいは候補者に投票するか決めているか」との問いに対し、「決めている」(43・6%)、「だいたい決めている」(12・5%)で、合わせて6割近くがほぼ投票態度を決めている。「まだ決めていない」は42・1%だった。

【調査の方法】
 19―21日の3日間、全国の有権者を対象に、コンピューターで無作為につくった番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。実際に有権者がいる世帯にかかったのは5万7756件で、このうち4万3407人から回答を得た。県内では、有権者がいる世帯にかかったのは1082件で、このうち845人から回答を得た。

(7/22 9:41)






7月21日(土)
「防衛施設局は今すぐに事前調査をやめろ!作業員に基地建設・戦争協力をさせるな!!」
午前6時前、土曜日にも関らず作業船10隻が出て行きました。 辺野古沖合いには1船団2隻。 こちらは阻止船3隻とカヌー4艇。
←朝早く海中のパッシブ・ソナーのバッテリー交換を行ったようです。補修・補強作業を引き続き行う模様だったので警戒しています。

→こう着状態が5時間近く続きました。正午ごろにいきなり作業を強行!
海中での闘いとなりました。よく見えませんが、平良夏芽さんが海中で作業ダイバー二人係で押さえつけられています。 激しさを増し、周りにあがる空気も激しいです。
このとき(12時30分)に夏芽さんの酸素ボンベのバルブが閉められるという事件が起こりました!
殺人未遂です!
それに対して怒りの抗議声明。手書きです。 記者会見。 抗議声明を読み上げます。
「防衛施設局は今すぐに事前調査をやめろ!作業員に基地建設・戦争協力をさせるな!!」
★酸素ボンベのバルブを海中で締めた!全国から殺人未遂の施設局へ抗議行動を!!
★悪いのは作業員ではない。施設局だ!そこをはっきりさせて訴えましょう!

・辺野古沖で調査強行。
今日、辺野古では午前6時前に作業船が10隻出航しました。私達もすぐに阻止船を出航させ、阻止行動に入りました。
今日、施設局は嘉陽4船団(8隻)を集中させ、辺野古リーフ内には1船団2隻が入ってきたためその1船団に3隻の阻止船で対応しました。
阻止船が多く、人数もこちらが多かったため作業船は作業に何度か入ろうとするもすぐに待機状態になり、海上では膠着状態が5時間近く続きました。
膠着状態が続いた正午ごろ、「お昼ご飯に入るかな?」と思っていると突然作業船が動き出しました。
施設局から指示があったのでしょう。こちらも警戒態勢に入りました。

・海中での状況。
作業ダイバーが3人潜り、パッシブソナーの補修・補強作業に強行着手。こちらも4人のスキンダイビング(素潜り)と一人のダイバー(合計5人)で阻止行動に入りました。
私達が入ったと同時に海中での暴行が始まりました。私に限っていっても顔面に殴る、蹴るが一度ずつあり、マスク、シュノーケルを一度引き剥がされました。
その他に鉄筋の上に手を置いたら鉄のハンマーで手を殴打された。海中で足を引っ張られた。ということが報告されています。
ダイバーとして潜っていた平良夏芽さんには特に激しい攻防があり、作業ダイバーが2人〜3人全員で羽交い絞めにし、押さえつけに入っていました。
暴行で夏芽さんのレギュレーター(呼吸口)が飛ばされたり、マスクが剥がされたりと何度か危険な状況があり、潜って助けにいくこともありました。ただ、ダイバーの方も「大丈夫?」のサインを私達に何度か出していてこちらに海中で気を遣っているのも伺えました。しかし、海中で作業ダイバーが行っていることは非常に危険であり、これ以上続けば事件・事故が起こりかねませんでした。
海上にいる「作業責任者」と思われる人(名乗らないので分かりません)にこちらから「すでに暴行されており、事故・事件が起こる可能性があるので危険だ。今すぐ作業をやめさせなさい」と要求しました。しかし、まったく対応しない。再度、「あなたが取り合わないのなら施設局職員を出しなさい」と要求しましたが、これも取り合わない。

・こちらのダイバーが急浮上。
そのような中で夏芽さんが急浮上をしてくるのが見えたので「何事だ!?」と思い、私も潜り、肩を抱えました。続いて作業ダイバーが夏芽さんのダイビング機材を持って浮上したので機材を受け取りました。その時の夏芽さんは呼吸がおかしく「コヒュッコヒュッゲボゴホゴホ」と短い呼吸で吐き気と咳き込む様子が見られました。
急浮上をしてきた時点で何かが起こったと認識して、夏芽さんの呼吸の状況から「危険な状況」と判断しました。すぐに夏芽さんに船の上に上がってもらいました。
呼吸困難になったためか夏芽さんはしばらく混乱状態でした。水を飲んでもらい落ち着いてもらいました。
状況を聞くと「エアー切れで急に呼吸できなくなり、急浮上した」とのことでした。
それにしても「たったの10分ほどでエアーが切れるというのはおかしい。朝の時点でエアーは200入っていて、今日は一本目なのに。」と確認すると「たぶん海中で大変な攻防だったため大量にエアーが必要だったと思う。」と夏芽さんは話していました。
最初はそういう認識で一致したのですが、再度「酸素ボンベのバルブ(酸素を排出するボンベの栓)」を確認したところ「閉めていないのに閉まっている」とのこと。
残圧計(酸素の残量計)を確認すると「150」と表示。たったの「50」しか減っていませんでした。レギュレーター(呼吸口)など各所に問題はなく、オーバーホール(メンテナンス)もしっかりとされているものです。さらにバルブは4回転ほどして閉めたり、開けたりするものなので“当たった”という不可抗力では閉められないのです。このことからこれは「意識的にバルブを閉められた」と認識しました。
私達はダイバーがダイバーの酸素ボンベのバルブを閉めるなど常識では考えられないこと、一線を越えている行為なので信じられず、海上で海中を撮影していた映像を確認することにしました。すると、ダイバーが確かにバルブを閉めているのが映っていました。
完全な殺人未遂であり決して許されることではありません。
今までも幾度か海中において暴行事件が発生してきました。しかし、これほどのことは今までで初めてです。そして今までの施設局は暴行事件を「根拠・証拠なし」と取り合いませんでした。今回ははっきりとバルブを閉める様子が映像で残っています。
これは揺るぎない事実です。絶対に許してはなりません。全国から施設局、防衛省に抗議の声を上げてください!

・責任は施設局にある!!
私はバルブを閉めた作業員の考えがまったく分かりません。それをやったらどうなるのかを一番わかっていたはずです。
しかし、改めて私達が言わなければならないのは全責任が施設局・政府にあるのだということです。
まず一つ目に今日は土曜日。土日は那覇防衛施設局の定休日です。事業者である防衛施設局が作業に責任を持てる体制をとっていたとは思えません。
そして現在の現場には施設局職員が誰一人いないということ。事業主体者である施設局が現場にはいない。「現場責任者」は必ず現場に一人はいなくてはならない。それなのにいない。現場の作業員は施設局と電話でのやりとりで判断しているのです。
それでは現場でどのような状況なのかを判断できず判断が遅れ、事件・事故に繋がりかねません。つまり、今日の場合、作業責任者は“上”からの判断だけで動いていたのであり、作業を止めるという様子もありませんでした。これは重大な問題です。
その結果、死亡者が出ようと関係がないというのか!施設局!!

・作業員がなぜここまで作業を強行しようとするのか。なぜ暴行を行うのか。
作業員の状況を言えば2年前のときのように作業員が「日払い・日当」という扱いではなく「出来高払い」とされているようです。
「これだけ進みましたという報告書を上げなければ給料が出ない」という状況なのかもしれません。もし、そうだとしたら本当に許されないことです。
今日に限っても午前6時前に海上に出ています。那覇方面から来ている作業員なら午前4時ごろには家を出ていなければなりません。労働者の権利を守っているとは到底思えません。
辺野古の海上の作業員がこれだけの重労働で勤務時間も長く、海での作業のために命の危険も伴い(生命保険にも入れているのか?)、安い賃金で不安定雇用の状況、さらには「出来高払い」に叩き込まれているとしたらストレスが最悪のところまで来ていてもおかしくありません。
そういう中で事故や事件が起こるのは必然です。鉄道の尼崎事故も同じような理屈で事故に繋がっていたはずです。
そうやって安い労働賃金で人を雇い、「潤う」と幻想を振りまいて基地建設を強行しようとしているのが政府なのだと感じています。企業が経済や資本を最優先に動くために働く私達は真っ先に切り捨てられる。そして“戦争”に私達を巻き込み、諸外国から資源を奪い、さらなる利益を得ようとする。それは辺野古海上で出会う作業員もまた変わらない存在なのだと考えます。
もし、作業員がこの文章を読んでいて、先ほど述べたことが一つでもあてはまるのならそれは変えなければいけない問題です。なぜなら職場の中で自分はもちろん同僚の安全さえも守れないと考えるからです。
私達と闘っている現場は違えど職場での闘いは基地建設を阻むことと同じ重みと意味を持ちます。辺野古に来ている作業員の皆さんが今いる職場で労働条件を変えていこうとする闘いは自分達の職場をよりよくするだけではなく、最終的には基地建設への加担という仕事ではなく新たな職場を政府に要求し、勝ち取っていく、自分達で職場を作るという闘いになります。
私を信じろとは言いません。しかし、皆さんにはその力と今言ったもう一つの選択肢があるということだけは言いたいのです。そして、原則を守り、闘えば必ず勝てると。

政府は事前調査に関して住民にまったくの説明をせず、「不開示」にして「自衛隊」を出して脅し、基地建設の強行をしています。
このような状況に「許せない!」と立ち上がる人々がいるのは当然であり、権利です。
現場で混乱が起こりえることは大臣の発言などから見ても分かっていたはずです。ならば、今日の殺人未遂ともいえる状況を生み出した政府は責任をとり、この基地建設における不当性を認め、即刻辺野古から出て行け!!そして作業員の基地建設・戦争加担の仕事をやめさせ、確固たる保障をしろ!!
それが政府に出来る最善の策ではないのか!!人が死んでからでは遅いのだ!!

基地建設絶対に阻止するために抗議の声を!!

以下、辺野古浜通信より。
 夜分恐れ入ります。心配していただいた方々から、問い合わせメールが 続いていますので、ご報告します。
 胸の痛みを訴え救急病院に向かった平良夏芽牧師本人は、「これ以上は 酷くならないと思うので大丈夫」と語っております。
  医師の診察では、軽い減圧症だろうとのことだそうです。 高圧力の場から普通の1気圧の所に急に戻るとなる症状で、血液 中の窒素が気泡となって血管を詰まらせたりする恐い症状です。
 ダイビ ングの場合は深い所から急浮上した時に起こります。海底で呼吸が出来 ずに一気に上がったので具合が悪くなったのでしょう。
 今回の件、もし、万が一、実際に殺人が行われたら相手は「これは事故 だ。自分で暴れて、自分で死んだのだ」と主張することでしょう。
 海中 の人目が届きにくい場所で、三人がかりで一人を襲い、押さえつけ、殺 そうとするならば、当然、確信を持った「殺人行為」ですし、政府によ る「暗殺未遂」とも言えると、今日の辺野古浜通信を担当している私個 人としては感じています。  

 今日は、平良牧師が所属する教会の姉妹教会の子ども達が船上にいま した。
 この殺人未遂・暗殺未遂は、子ども達が心配し、見つめている海 の中で行われたのです。  
 今日、わたし達は強く気持ちを固めます。人を殺しながらつくる基地 建設を、沖縄の歴史を、人を、自然を、コミュニティを蹂躙する辺野古 への基地建設を「止めます。」みなさんもご参加下さい。
緊急声明

本日のダイバーの殺人未遂ともいえる暴力に対する抗議声明を、ヘリ基地反対協・平和市民連絡会が出しました。各方面に転載してください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 那覇防衛施設局は、2007年4月から新基地建設のための環境現況調査を開始した。2014年完成の方針のもと、アセス法によらない違法な事前調査である。
 政府は5月18日(金)、19日(土)、20日(日)に自衛隊をも投入し、未明から調査機器設置作業を強権的に実施し、6月9日(土)、10日(日)にも継続した。それ以降、未設置の機器設置作業とそのメンテナンス、さらに珊瑚のライン調査作業が継続された。私たちは非暴力による新基地建設阻止、違法な事前調査阻止行動を進めている。

 本日、7月21日(土)12時すぎ、辺野古の海で作業を止める行動の中、いであ(株)の作業員が海中で平良夏芽さんの空気ボンベのバルブを閉めたため、窒息状態となり急浮上した。ボンベ内の空気は200(20MPs・メガパスカル)中50(5MPs)しか消費されておらず、明らかにバルブを故意に閉めた結果である。これは人命軽視の暴力行為であり許されるものではない。

 那覇防衛施設局は前回と違い、今回は現場に責任者を置かず、業者の暴力行為を放置して来た中での、今日の人命軽視の暴力行為である。

 私たちは今回の窒息状態を引き起こした重大な暴力行為に対し、いであ(株)と那覇防衛施設局に対し、厳重に抗議し、謝罪を要求する。

  2007年7月21日 ヘリ基地反対協・平和市民連絡会  at 18:26




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参加者募集!!!
基地建設阻止行動およびテントで座り込みする人が必要です!!!
少ない時間でも、行動できる人は集まってください!!
あなたが行動することで現場の状況は変わる・・・・!!
どうか、よろしくお願いします!!
辺野古に来てください!!!
基地建設阻止行動のための緊急カンパのお願い!!
 辺野古では日米政府が「沿岸案」を合意し、座り込みはまだまだ続いています。。今後も基地建設を止めるには多大な資金が必要になると予想されます。全国の皆さんにカンパをお願いしたいと思います。皆さん応援をよろしくお願いします!!

 カンパを振り込まれる際は、下記の口座にお願いします。
加入者名「ヘリ基地反対協議会」 郵便振替番号:01700-7-66142

 沖縄・名護・辺野古の美しい海を埋め立て作ろうとしている新しい軍事基地建設を止めさせるために、おばぁたちが座り込みをはじめてから8年と600日以上。その怒りを正面からうけとめもせずに国は、ムリヤリ、かなりボーリョク的に着手し、調査のために建てられた5コのやぐらは、すでに海中のサンゴをふみくだいている。日本の各地で、世界で、この基地を作ることに対し、抗議の声がうずまいているとゆーのに。

 今、辺野古では、陸上での座り込み、海上・海底でのカヌーや船を使った阻止行動がつづけられており、那覇、大阪、京都、名古屋、東京では座り込みなどで辺野古のことを訴える活動が広まっている。これらを通じて辺野古を知り、これをじぶんの問題として重くうけとめた若者たちが辺野古にあつまり「カヌー隊」として活躍しはじめているところだ。

 弟のシュウは、船の免許をとり、「阻止船」を操縦している。巨大な作業船が辺野古に現れた日、通らせまいと、台船の進路に立ちはだかったが、台船は停まらず、シュウの船は何十倍もの大きさのその船に突撃、間一髪転ぷくはまぬがれたという。数年まえまでいわゆる「不登校」だった弟は、幸運なきっかけを得て、沖縄に行き、沖縄のかかえる問題を知り、辺野古のおばぁ達に出会った。おばぁ達に、学校では教えてくれないいくつものことをおそわり、「戦(いくさ)やならん、命どぅ宝(ぬちどぅたから)」とおそわった。これ以上、おばぁたちに、基地を苦しみを座り込むことをおしつけたくない、たった1人になってもここに立って止めよう、命をはってでも、と決めた。しかし、台船にぶつかる瞬間、シュウの頭をよぎったのは「かならず、生きぬいて帰ってきなさい、なにがあっても」という、おばぁのコトバと、大切な人たちの顔の走馬灯。死ぬわけにはいかない。なにがあっても生きていること、それ以上に価値あるものはない。おばぁの言葉の意味すること。弟の死がもたらす悲しみは、おばぁたちをも殺しかねないのだ。

 恋人のユウスケは、カヌー隊で、海上でのすわりこみをするため、名護でくらしている。ある日、仕事をやめ、彼は「辺野古に行こうと思う」と言った。それは、唐突ではあるがまるで必然のようだった。生活=お金のための生活をやめて、イメージに近いほうを選ぼうとしていたユウスケ。辺野古のことは知っていた。基地ができれば、もちろん自然はこわされ、それ以上に人がたくさん死ぬ。ねがいは、ただ、「幸せになること」。だからこそ、目の前に見えている脅威を見てみぬふりをして自分を偽ることはできない。ほんとうに幸せになりたいから、止めに行く。それが、ユウスケのイメージだ。ものすごくシンプルに、「好きな人を失いたくない、悲しませたくない」から、この不穏な世の中の流れを止めるために動く、その中でいま1番焦点になっているのが辺野古だったのである。

 カズマサ君は、仕事をやめてから、地元・名古屋と辺野古を行き来し、名古屋では街頭アピールなどで広め、辺野古では、はげしく船酔いしながらも必死で阻止行動をしている。

 サチコは施設局側の作業員との攻防で1度、指を3cmきり、流血したが、今日も笑顔で海に出て行き、カヌーをこいでいる。

 彼らは全員20歳代だ。若いからと言って失うものがないわけではない。仕事も、恋人もギセイにしてきている。
家族や友人の理解が必ずしも得られるわけではない。経済基盤も保障ももちろんない。
彼らはなにも好き好んで「たたかい」に来ているのではない。それぞれの意志で来ているのは確かだが、闘いたくて
闘っているわけではないのだ。ほんとうなら、好きな人と好きな場所で心おだやかに暮らしたい。
世の中が本当に平和なら、やりたいことは他にもっとある。
 それでもかれらが辺野古に来るのはなぜか。
 どうしても、今止めなければならないから。
 人の命をなんとも思わない人々がゆるせないから。
 命が大切と言うことだけは、どーしてもゆずれないから。

 私自身は東京で店を持ち、そこから発信していくために東京でやることに決めたため、辺野古には行けない。
先日も顔を蹴られるなどの暴行をカヌー隊メンバーが作業員から暴行を受けたとの報道があった。
東京で、はなれた場所でそのようなニュースを耳にすると、怒りとかやりきれなさが体中をうずまいて
いてもたってもいられない気持ちになります。今すぐにでも辺野古に行きたい。
 ケガさせられたり、あるは殺されたり、捕まったり。自分の大切な人がそんな目に、いつ合わされるか分からない状況
の中で、日常をおくらなければならないのが辛い。はなれていて手と足もだせない、叫んでも届かないのが辛い。
 ものすごく個人的な話ではある。
でも、自分の大切な人のいのちが大切なのは、誰でもあてはまるはずである。
自分の周りの人を大切に思うことと、戦争をなくそうと思うことは同じことだ。
大切な人が死んだらイヤだ。だから 戦争はやめよう、基地はいらない。
足りないのは、あと少しの想像力。イラクやアフガニスタンで、パレスチナで、亡くなった人々の周りの気持ち。
周りの人々のきもち。悲しくないわけがない。怒りがわいてこないわけがない。

 もう一度 問いかけます。辺野古の若者たちの「命を守るたたかい」にあなたは何を思いますか。 
 私たちは、辺野古で闘う若者たちの友人・知人・家族として、彼らの生活を支えるためのカンパを訴えます。
彼らが心置きなく行動するためには、1人・1ヶ月の生活資金・5万円ぐらいかかります。5万円×5〜6人を毎月作りたいと思っています。

 東京の「街」では、できるだけ多く地域の人たちが参加してくれるために「100円カンパ」を始めました。
 家族会も結成されました。

 ご協力をよろしくお願いいたします。
 太田武二(命どぅ宝ネットワーク)、ヨッシー(友人)、佐竹周一(友人)、中馬由紀子(友人)、中野高(友人)、富田直子・剛・翔子(家族会)、赤羽則子(家族会代表)、ハネやん(家族会)、末木(家族会)、
1/15 現在
郵便局 10020−84023361
赤羽 則子